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JRR-3を利用したMo-99製造の概念検討

Conceptual study of Mo-99 production in JRR-3

広瀬 彰; 米田 政夫   ; 木名瀬 政美 ; 反田 孝美; 佐川 尚司; 和田 茂

Hirose, Akira; Komeda, Masao; Kinase, Masami; Sorita, Takami; Sagawa, Hisashi; Wada, Shigeru

放射性医薬品として核医学の分野で最も多く用いられているテクネチウム-99mの親核種であるモリブデン-99(Mo-99)は、ほぼ全量が5か国の試験研究炉で生産されているが、これらの施設は老朽化が進んでいる。Mo-99の安定供給は世界各国共通の課題であり、世界の全生産量の約14%を消費し全量を輸入に頼る我が国にとって、必要不可欠な量のMo-99を安定確保するため、Mo-99の国産化は喫緊の課題であると同時に国際的な責任を果たす観点からも重要である。このような情勢に鑑みて、照射後の処理等の面で利点のある$$^{98}$$Mo(n,$$gamma$$)$$^{99}$$Mo反応を用いるMo-99の製造にJRR-3は可能かを技術的に検討した。Moは最大比放射能になる高密度三酸化モリブデンペレットを用い、現在の運転日程(26日運転)を変更せずMo-99を製造する場合と原子炉運転日程の変更も想定する場合について生産量及び比放射能量を検討した。結果は、運転日程の変更を想定して9日間照射(VT孔利用)とした場合が最大で212GBq/g-Mo, 133TBqであった。

no abstracts in English

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