検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

(U-Th)/He年代法とその応用

(U-Th)/He dating and its applications

山田 国見; 花室 孝広  ; 島田 耕史   ; 梅田 浩司; 田上 高広*; 高木 秀雄*; 山田 隆二*

Yamada, Kunimi; Hanamuro, Takahiro; Shimada, Koji; Umeda, Koji; Tagami, Takahiro*; Takagi, Hideo*; Yamada, Ryuji*

ウラン・トリウム・ヘリウム((U-Th)/He)法は既に20世紀初頭にラザフォードらによって発案されていたものの、岩石中でヘリウムが完全に保持されないことから特殊な例を除いて実用は不可能であると考えられていた。しかし、1987年、アパタイトの(U-Th)/He年代は非常に低い冷却温度に対応していることが明らかになった。有用な年代測定法・熱年代測定法としての可能性が示されたことで(U-Th)/He法は1990年代を通じて急速な発展を見た。現在はその特徴から造山帯等に分布する地質体の冷却や削剥の速度推定や、活断層の運動に伴う熱異常の発生時期の検出などに用いられている。本発表では、日本国内で初めて(U-Th)/He年代を測定した日本原子力研究開発機構での測定システムを解説するとともに、国内外におけるこれまでの代表的な研究例についても紹介する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.