検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

シンク・ソースバランス改変時の糖転流速度の解析

Non-invasive, quantitative and repetitive imaging of photoassimilate flow after source and sink manipulations

鈴井 伸郎; 河地 有木; 石井 里美; 伊藤 小百合; 山崎 治明*; 中村 進一*; 石岡 典子; 藤巻 秀

Suzui, Nobuo; Kawachi, Naoki; Ishii, Satomi; Ito, Sayuri; Yamazaki, Haruaki*; Nakamura, Shinichi*; Ishioka, Noriko; Fujimaki, Shu

高等植物は葉(ソース器官)で合成した糖を、根や生長点などの器官(シンク器官)に転流させ、個体維持に必要なエネルギー源を全身に行き渡らせている。さらに、シンク器官とソース器官との間で情報をやり取りし、糖の転流量を必要に応じてダイナミックに変化させることで、自らの生育段階や外的環境の変化に対応している。このソース-シンク器官間に存在する情報伝達の機構を明らかにするうえで、環境に応じた糖の転流量の変化を経時的かつ非侵襲的に測定することができるPositron Emitting Tracer Imaging System (PETIS)は非常に強力な研究ツールである。われわれは、PETISで得られた炭素動態の動画像データから糖の転流速度を算出するプログラムを開発した。本発表では、ダイズ(${it Glycine max}$)及びイネ(${it Oryza sativa}$)を供試植物として用い、ソース葉及び隣接する葉の光強度を変化させた植物の炭素動態をPETISにより撮像することで、植物個体のシンク・ソースバランスに対する糖転流速度の応答を解析した結果を報告する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.