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幌延深地層研究計画,地質環境モニタリング技術開発; 地下施設建設時の地質環境モニタリングの現状(地下水観測と予測解析)

Development of monitoring techniques of the geological environment on Horonobe Underground Research Laboratory Project; Understanding of hydrogeology in terms of long-term groundwater pressure monitoring during shaft excavation

藪内 聡; 國丸 貴紀; 横田 秀晴; 山本 陽一; 前川 恵輔  ; 石井 英一   ; 平賀 正人

Yabuuchi, Satoshi; Kunimaru, Takanori; Yokota, Hideharu; Yamamoto, Yoichi; Maekawa, Keisuke; Ishii, Eiichi; Hiraga, Naoto

幌延深地層研究計画では、ボーリング孔を用いた地下水の長期モニタリングにより、地下施設の建設(坑道掘削)が地下水の水圧に与える影響を把握するための研究を行っている。換気立坑では掘削が稚内層浅部の高透水性ゾーンに達した時点から湧水量の増加が確認された。さらに、この影響と考えられる地下水の水圧低下が立坑近傍のモニタリング孔で確認され、この高透水性ゾーンは立坑周辺の数100mの範囲に連続性をもって分布していると考えられる。一方、研究所設置地区周辺を対象として水理地質構造モデルを構築し、立坑の掘削に伴う立坑への湧水量変化などの予測解析を行っている。稚内層中の高透水性割れ目の分布を確率論で与えた複数のモデルによる予測解析結果を検討したところ、湧水量やその経時変化は坑道と交差する高透水性割れ目の数や深度によって大きく変動することがわかった。坑道掘削時に得られる坑道壁面などで観察される割れ目分布などの情報を反映することにより、湧水量や水圧などの実際の観測結果をより整合的に説明できる可能性があると考えられる。

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