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レーザ共鳴イオン化質量分析法を用いたNa漏えい検知技術開発,4-3; 放射性Naの検出による微量Na漏えい検知システムの構築

Development of sodium leak detection technology by means of laser resonance ionization mass spectrometry, 4-3; Conception of the small amount sodium leak detection system using radioactive sodium measurement method

伊藤 主税   ; 荒木 義雄; 内藤 裕之; 青山 卓史 

Ito, Chikara; Araki, Yoshio; Naito, Hiroyuki; Aoyama, Takafumi

平成17年度から平成21年度までの5か年計画で実施している文部科学省公募研究「レーザを用いた超高感度分析技術による高速炉のプラント安全性向上に関する研究」の平成20年度の成果にかかわる3件のシリーズ発表の3件目として、放射性Naの検出による微量Na漏えい検知システムを構築し、放射性Naの検出効率を評価した結果を報告する。本研究では、Naの漏えいにより発生するNaエアロゾルがサンプリング配管を移行し、検出システムに到達して検出されるまでのNa原子個数を求め、$$^{22}$$Naの検出効率を評価した。その結果、エアロダイナミックレンズの透過効率,エアロゾル集積板の捕集効率,原子化後の共鳴イオン化用レーザの照射率及びイオン化率については、ほぼ設計どおりの性能が得られることを確認した。一方、原子化時の集積板からの実効的な放出率が1%と低く、$$^{22}$$Naの検出効率は10$$^{-2}$$個/測定と見積もられ、集積板からの放出率を向上させる必要があることがわかった。今後は、検出効率を向上させ、$$^{22}$$Naと$$^{23}$$Naの検出を組合せて、高速炉の微小Na漏えい検出技術の高度化を目指す。

no abstracts in English

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