瑞浪超深地層研究所深度200mボーリング横坑における初期応力測定

The Result of field stress measurement at Mizunami Underground Research Laboratory GL.-200m

Hirano, Toru; Ishii, Yoji; Matsui, Hiroya

瑞浪超深地層研究所では結晶質岩盤において高レベル放射性廃棄物の地層処分研究開発の基盤となる深地層の科学的研究を行っている。本報告は深度100mの堆積岩部に続き、深度200mの土岐花崗岩を対象に、研究坑道から測定した初期応力を報告するものである。測定の結果は、深度200mの土岐花崗岩の物性はMIZ-1号孔の土岐花崗岩の物性とおおむね一致し、また、本地点の初期応力は最大主応力 $_{1}$ がほぼ水平でNW-SE方向にあり本地域の測地結果で得た方向と調和していた。また水平面内の主応力値(S $_{H}$ とS $_{V}$ )はMIZ-1号孔の同一深度に予想される値に近いものであった。その他、DSCAが示す主応力方向(クラック分布の主値方向)は、坑壁より坑道径Dの2倍以上離れたところで初期応力の主応力方向とよく似ていた。

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使用言語	:	Japanese
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発表会議名	:	資源・素材2009(札幌); 平成21年度資源・素材関係学協会合同秋季大会
開催年月	:	2009/09
開催都市	:	札幌
開催国	:	日本
キーワード	:	no keyword

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使用施設	:	超深地層研究所
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登録番号 : BB20091156
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