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加速器駆動核変換システム用加速器の許容ビーム停止頻度の評価,3; 打切り事象を考慮したクライストロン系の平均トリップ間隔の算出

Estimation of acceptable beam trip frequencies of accelerators for ADS, 3; Derivation of mean time between trips of klystrons including censored events

武井 早憲   ; 古川 和朗*; 矢野 喜治*; 小川 雄二郎*

Takei, Hayanori; Furukawa, Kazuro*; Yano, Yoshiharu*; Ogawa, Yujiro*

加速器駆動核変換システム(ADS)では、ビームトリップ事象が少ない、信頼性の高い加速器を開発しなければならない。このため、既存の加速器で発生しているビームトリップ頻度を評価する必要があるが、加速器の運転データからどのようにビームトリップ頻度を評価すべきか統一した見解が得られていない。例えば、大強度陽子加速器のビーム停止頻度を算出するために必要となるクライストロン系の平均トリップ間隔の評価では、従来、クライストロン系が偶発的に停止したトリップ事象のみを対象としてきた。しかし、一般に製品の寿命評価では、使用開始から製品が故障に至るまでの時間と使用開始からまだ故障に至らずに途中で観測が打切られた時間を含めて寿命を評価している。このため、本研究では高エネルギー加速器研究機構電子・陽電子線形加速器(KEK入射器)のクライストロン系における平均トリップ間隔を、従来の評価では含めていない打切り事象と呼ばれる停止事象を含めて評価したところ、従来の評価と比較して、クライストロン系の平均トリップ間隔が1.8倍長くなることがわかった。

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