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k$$_{0}$$-中性子放射化分析の適用性評価; 生体標準物質を例として

Applicability evaluation of k$$_{0}$$-neutron activation analysis for biological reference material

松江 秀明 ; 黒岩 貴芳*; 三浦 勉*

Matsue, Hideaki; Kuroiwa, Takayoshi*; Miura, Tsutomu*

量子ビーム応用研究部門では産業技術総合研究所との間で国家標準物質の認証値の決定に放射化分析法(NAA)を利用するために分析の信頼性評価のための共同研究を行っている。これまでに、同位体希釈法の利用できないAs等をターゲットとして評価を行ってきた。NAAは、一次標準測定法に準じる分析法と考えられており、また、NMIJで一般的に用いられている機器分析とは分析原理が根本的に異なっており、特に固体状の認証標準物質の認証値の分析のための一手法として期待されている。NAAの定量法として、一般に、未知試料を既知量の目的元素を含む比較標準試料とともに中性子照射し、生成核の$$gamma$$線測定によって定量する比較法が用いられる。しかしこの方法では、すべての定量目的元素に対し比較標準が必要であり、未知元素の定量はできない。k$$_{0}$$法は、照射場の中性子束及び中性子エネルギー分布を複数のモニター元素を用いて校正することによって多元素定量を可能とするNAAの定量システムであり、欧州を中心に活発に研究されてきた。本研究では、k$$_{0}$$-NAAの生体標準物質の認証分析への適用性の評価を行った。

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