検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Raman and TEM studies of heat-treated La fullerene soot

熱処理したランタンフラーレン煤のラマンとTEMによる研究

山本 和典; 社本 真一  ; 赤阪 健*; 若原 孝次*; 宮澤 薫一*

Yamamoto, Kazunori; Shamoto, Shinichi; Akasaka, Takeshi*; Wakahara, Takatsugu*; Miyazawa, Kunichi*

低ヘリウム雰囲気下で調製されたランタンフラーレン煤を真空又はヘリウム雰囲気下で熱処理すると、ランタンカーバイド内包多層カーボンナノカプセルが生成することを既に報告した。今回、これらの試料について顕微ラマンスペクトル測定を行ったので報告する。熱処理前のランタンフラーレン煤のラマンスペクトルは、1580cm$$^{-1}$$付近に現れるブロードなG-bandに加えて、1345cm$$^{-1}$$付近に現れるD-bandのブロードなピークを示す。熱処理に伴いスペクトル幅が狭くなるとともに、D-bandの相対強度が増加する結果が観察された。前者の変化はカーボンブラックに代表される不定形炭素を熱処理した場合と同じ一般的な現象として説明される。しかし、後者の変化はこれらの一般的な不定形炭素を熱処理した場合とは逆の結果である。この現象について、透過型電子顕微鏡(TEM)観察結果をもとに考察した。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.