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ポリシロキサンを用いた多孔質セラミックスの合成と形態制御

Synthesis and formation control of porous ceramics by the using of polysiloxane

北 憲一郎; 成澤 雅紀*; 中平 敦*; 伊藤 正義*; 杉本 雅樹; 吉川 正人

Kita, Kenichiro; Narisawa, Masaki*; Nakahira, Atsushi*; Ito, Masayoshi*; Sugimoto, Masaki; Yoshikawa, Masahito

ポリカルボシラン(PCS)とポリシロキサンから作製したポリマーブレンドは、溶融紡糸して不融化処理を施した後高温焼成することでセラミックスに転換できるが、これを再焼成すると多孔質セラミックスが作製できる事実を、われわれは初めて突きとめた。そこで得られる多孔質セラミックスの作製条件の中でも重要な技術である不融化処理に注目し、多孔質セラミックスの形態との関連性を調べた。熱又は$$gamma$$線で酸化不融化した繊維は再焼成すると多孔質化したが、無酸素雰囲気で電子線照射した繊維は多孔質化しなかった。また混合するポリシロキサンの種類を変えると、多孔質化した繊維の表面積が再焼成温度により変化した。これらの結果から、多孔質セラミックスの気孔形成メカニズムには、不融化条件が大きく影響しており、混合するポリシロキサンの種類と再焼成温度により、多孔質化した繊維の表面積が変化することが確かめられた。

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