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$$^{149}$$Sm放射光核共鳴散乱による希土類鉄系水素化物SmFe$$_2$$の研究

$$^{149}$$Sm synchrotron M${"o}$ssbauer studies on hydrides of rare-earth-iron compounds SmFe$$_2$$

増田 亮; 三井 隆也; 伊藤 恵司*; 小林 康浩*; 北尾 真司*; 瀬戸 誠

Masuda, Ryo; Mitsui, Takaya; Ito, Keiji*; Kobayashi, Yasuhiro*; Kitao, Shinji*; Seto, Makoto

C15ラーベス構造は水素吸蔵材料の開発において有望と考えられている合金構造である。SmFe$$_2$$はこの構造の水素吸蔵材料であり、同時に磁気異方性が大きいことでも知られている。これまで、非水素化物については、X線・中性子回折等にて構造が、磁化率測定・NMR等にて磁性が調べられている。また、水素化物については、C15構造・より低対称性の構造・非晶質の3種類が存在するが、X線・中性子回折等にて水素吸蔵状態が研究され、水素の吸蔵位置が四面体の格子間隙であることが明らかになっている。われわれは、水素吸蔵によるSm, Fe双方の電子状態の変化を調べるべく、$$^{57}$$Feメスバウアー測定及び$$^{149}$$Sm放射光核共鳴散乱測定を行っている。2009年春の日本物理学会では、従来のRIによる$$^{149}$$Smメスバウアー分光で上限では評価のみだった常温での$$^{149}$$Sm核位置磁場について、エネルギー分解能の高い放射光核共鳴散乱法にてその値を評価した旨を報告した。今回は、3種の水素化物に対する測定結果について報告した。非水素化物と比較した、各種の水素化物におけるFeの局所磁性の増減とSmの局所磁性の増減は常に同じ挙動をするわけではなかった。

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