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SMAP2タンパク質はシロイヌナズナ根において合成オーキシン2,4-Dに対する感受性に関与する

SMAP2 protein is involved in the sensitivity of Arabidopsis root to synthetic auxin 2,4-D

中曽根 光; 内宮 博文*; 鳴海 一成; 大野 豊; 川合 真紀*; 清末 知宏*

Nakasone, Akari; Uchimiya, Hirofumi*; Narumi, Issei; Ono, Yutaka; Kawai, Maki*; Kiyosue, Tomohiro*

イオンビームによる植物の変異体誘発は、植物育種分野のみならず、基礎科学分野でも重要である。われわれは以前、シロイヌナズナのイオンビーム誘発突然変異体の解析を行い、植物ホルモン・オーキシンの感受性にかかわる新奇遺伝子を発見し、SMAP(SMALL ACIDIC PROTEIN)1と名づけた。シロイヌナズナゲノムにはSMAP1遺伝子と類似した遺伝子が一つ存在しており、われわれは、これをSMAP2と名づけた。本研究では、SMAP2がSMAP1と同様にオーキシン応答にかかわる機能を持つかどうかを調べるために、一連の実験を行った。その結果、SMAP2がSMAP1と同様の機能を示すことが示唆された。SMAP2が葯や果実で強く発現していることから、SMAP2は雄しべ,種,実の形成時におけるオーキシンの情報伝達に関与していることが考えられた。

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