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イオン液体中への酵素の導入

Application of enzymes to ionic liquids

下条 晃司郎   ; 後藤 雅宏*

Shimojo, Kojiro; Goto, Masahiro*

イオン液体を酵素反応の媒体として利用する研究が近年注目されている。しかし、酵素は本来水溶性であるため、イオン液体中に溶解させることは難しい。仮に溶解できたとしても、イオン液体により相互作用を受ける酵素は、天然状態の高次構造を維持することが困難であり、その機能が低下することが一般的である。本稿では、イオン液体へ酵素を安定に導入する手法として、(1)ポリエチレングリコール(PEG)被覆酵素,(2)PEGによる酵素の化学修飾,(3)酵素包括固定化ゲル,(4)クラウンエーテルによるタンパク質超分子錯体,(5)逆ミセルによる酵素の固定化について概説する。

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