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耐放射線性ケーブルの開発

Development of radiation resistant cable

右近 誠一*; 竹田 修; 森下 憲雄; 出崎 亮; 高野 一彦*; 石田 克義*

Ukon, Seiichi*; Takeda, Osamu; Morishita, Norio; Idesaki, Akira; Takano, Kazuhiko*; Ishida, Katsuyoshi*

J-PARCの加速器トンネルでは、ノンハロゲン高難燃ケーブルの使用を原則としている。一般にケーブルが放射線にさらされると、絶縁体やシースなどに使用している高分子材料が損傷を受け、機械特性や難燃性が低下する。汎用のポリオレフィン難燃シース材料では、0.5MGyの照射でシースが著しく劣化し使用に耐えなかったため、より高い耐放射線特性を持つケーブルの開発を行った。汎用のポリオレフィン難燃シース材料をベースに耐放射線処方を施した結果、2.5MGy照射後においても機械特性試験、及びJISC3521垂直トレイ燃焼試験に合格する難燃性を有する材料(RH-2.5M)を得ることができた。さらなる高耐性化及び難燃ポリオレフィン系材料の限界見極めについて検討を行った結果、本研究で使用した難燃ポリオレフィン系の材料では3MGy程度の照射線量が限界であることがわかった。

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