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ITER周辺トムソン散乱計測装置のための高出力レーザーの開発の進展

Progress in development of high power laser for the edge Thomson scattering system in ITER

波多江 仰紀; 谷塚 英一; 林 利光; 吉田 英次*; 竹松 浩之*; 小野 武博; 草間 義紀; 藤田 尚徳*; 中塚 正大*

Hatae, Takaki; Yatsuka, Eiichi; Hayashi, Toshimitsu; Yoshida, Hidetsugu*; Takematsu, Hiroyuki*; Ono, Takehiro; Kusama, Yoshinori; Fujita, Hisanori*; Nakatsuka, Masahiro*

(50eV $$<$$ ${it T$_{e}$}$ $$<$$10keV)と電子密度(5$$times$$10$$^{18}$$ m$$^{-3}$$ $$<$$ ${it n$_{e}$}$ $$<$$ 3$$times$$10$$^{20}$$ m$$^{-3}$$)の分布を測定することが要求されている。この要求を満たすために、周辺トムソン散乱計測装置の設計と構成要素の試作開発を進めている。本発表では、周辺トムソン散乱計測装置の主要構成機器である高出力YAGレーザーの開発状況について報告する。当該計測装置では、高い出力エネルギー(5J)かつ高い繰り返し(100Hz)のQスイッチNd:YAGレーザーが必要となる。このレーザー装置の開発のため、構成機器の設計・製作を行い、組み立てを完了した。組み立て後の初期調整では、100Hzの繰り返しで、エネルギー2Jを得た。初期調整でわかった課題は、寄生発振によりレーザーの高出力化が制限されることである。増幅列に透過率約40%のNDフィルターを挿入したところ、最大励起でも寄生発振が確認されなかったため、可飽和吸収体を利用し寄生発振を抑制する計画である。また、寄生発振抑制の補助対策として、イメージリレー用真空セル内へのアパーチャーの設置、1064nmの光を吸収するフラッシュランプ用Sm添加フローチューブの設置、さらに、イメージリレー光学系の最適化によるビームプロファイルの改善も行い、これらの対策により、最終目標である5Jの出力を目指して高出力化調整を進めている。

no abstracts in English

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