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カンキツにおけるイオンビーム感受性の品種間差異

Intervarieties difference in sensitivity to ion beams in citrus cultivar

松尾 洋一*; 野澤 樹; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成

Matsuo, Yoichi*; Nozawa, Shigeki; Hase, Yoshihiro; Yoshihara, Ryohei; Narumi, Issei

本研究では、減酸,早着色,樹勢中庸等の優良形質を付与したカンキツ類の新品種を作出するため、イオンビームを照射し、感受性の程度を把握し、各品種ごとの適正線量を検討した。再分化率は、各品種によってバラつきが見られた。今回調査したカンキツ5種の中では、川野ナツダイダイが一番イオンビームに対する感受性が低く、8Gyまで90%以上の個体が再分化し、また、16Gyでも60%以上の個体が再分化した。一方、シークァーサーでは、各線量区とも再分化率が低い結果となった。これは、シークァーサーの種子が小粒で、かつ初期生育が緩慢であることに起因すると考えられた。

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