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Phase shift and anomalous phonon in PMN and KLT

リラクサー強誘電体PMNとKLTにおける位相シフトとフォノン異常

脇本 秀一  

Wakimoto, Shuichi

リラクサー強誘電体Pb(Mg$$_{1/3}$$Nb$$_{2/3}$$)O$$_{3}$$(PMN)では、ゾーン中心やゾーン境界での横光学フォノンのダンピングや、微小分極領域内における原子変位が重心を保存しないなど、異常が多く見られる。どのような異常がリラクサー状態の本質にかかわるかを明らかにするために、異なるタイプのリラクサーであるK$$_{1-x}$$Li$$_{x}$$TaO$$_{3}$$(KLT)の中性子散乱研究を行った。結果、PMNとKLTの双方で、微小分極領域内の原子変位は光学フォノンの凍結による重心を保存する成分と、全原子が同じ方向に同じだけ変位するuniform phase shiftを持つことを明らかにし、uniform phase shiftがリラクサーが巨視的強誘電状態へ転移できない原因であることを示した。

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