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イオンビームを用いた${it Pseudomonas fluorescens}$FPH9601の改良

Improvement of ${it Pseudomonas fluorescens}$ FPH 9601 using ion beams

相野 公孝*; 佐藤 勝也; 鳴海 一成

Aino, Masataka*; Sato, Katsuya; Narumi, Issei

原子力機構TIARAのAVFサイクロトロンを用い、${it Pseudomonas fluorescens}$ FPH9601凍結乾燥菌体に10$$sim$$300Gy(一部500Gy)の線量範囲でイオンビーム(220MeV $$^{12}$$C$$^{5+}$$)を照射した。照射試料の生存菌数、カナマイシン耐性変異株の出現数を計測し、300Gy照射区においてトマト青枯病に対する発病抑制効果の変化を検定した。照射線量と生存率の関係は、10Gyでは非照射と変わらずコロニーが出現したが、25Gyから急激に生存数が減少し、100$$sim$$300Gyでは非常に高感受性を示した。カナマイシン耐性株の出現は、培地に125ppm添加した場合、300Gy照射区のみに1.8%の割合で耐性菌が出現した。トマト青枯病に対する発病抑制効果の変化は、親株と比べ、59株が効果低下し、41株が効果増強した。これらのうち4株は、親株よりも5倍以上の高い発病抑制効果を示した。これらの結果から、イオンビームを用いた${it Pseudomonas}$属細菌の突然変異育種は可能と推定された。

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