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中性子が生物学に対してできること

What neutrons can do in biology

藤原 悟

Fujiwara, Satoru

中性子散乱・回折において、中性子が水素と重水素を区別できるということに基づく中性子ならではのユニークな特徴が、どのように生物学研究に貢献しうるかについて、著者自身のこれまでの研究を中心に概観した。特に、中性子小角散乱分野において、筋肉の収縮を調節する筋肉の細いフィラメント中に存在する蛋白質トロポニンCの、細いフィラメント中での構造の解析を紹介し、その有用性を議論するとともに、中性子非弾性散乱分野において、アクチンと呼ばれる蛋白質の研究例を紹介し、非弾性散乱の応用可能性を示すことにより、中性子の利用により生物学研究に対してユニークな貢献ができることを明らかにした。

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