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Current profile measurement by poloidal polarimeter, 2

ポロイダル偏光計を用いた電流分布計測,2

今澤 良太; 河野 康則

Imazawa, Ryota; Kawano, Yasunori

国際トカマク物理活動の計測トピカルグループにおける最重要検討課題の一つである「プラズマ立ち上げ時の計測性能の評価」に関連して、日本が調達するITERポロイダル偏光計測装置を用いた電流分布(q分布)計測の性能について検討を進めており、その状況を報告する。新たに開発したq分布同定コードを用いて、まず標準運転シナリオ及び非誘導運転シナリオにおける電流フラットトップ(燃焼開始時)のq分布同定を行った。その結果、水平ポート及び上部ポートからの計測視線の両方を用いる場合、偏光パラメータである方位角及び楕円率角をそれぞれ$$0.5^circ$$及び$$3^circ$$の精度で計測できれば、q分布の同定誤差がITERの要求精度である$$pm$$5%以内となることを明らかにした。また、水平ポートからの視線のみを用いた場合でも、標準運転シナリオに対しては上記と同様の測定精度でq分布の要求精度を満足することを明らかにした。今後、この手法を用いてプラズマ立ち上げ時におけるq分布の同定精度について検討・評価を行う予定である。

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