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白金族元素含有ガラスの長期高温保持によるガラス物性への影響評価

Influence of long-term melting on the noble metals shape and glass viscosity

守川 洋; 宮内 厚志; 中島 正義 ; 正木 敏夫; 小林 秀和 ; 山下 照雄 ; 駒嶺 哲*; 越智 英治*

Morikawa, Yo; Miyauchi, Atsushi; Nakajima, Masayoshi; Masaki, Toshio; Kobayashi, Hidekazu; Yamashita, Teruo; Komamine, Satoshi*; Ochi, Eiji*

溶融ガラス中の白金族元素(Ru, Rh, Pd)は、ほぼ全量が析出した状態で存在し、ガラス溶融炉内では沈降・堆積することでガラスの粘性を変化させ、ガラスの流下性に影響を与える。今後のガラス溶融炉運転で想定される保持運転条件(温度・時間)をパラメータにしたガラス試料の高温保持試験を行い、白金族元素粒子形状の変化の有無と粘性への影響を調べた。その結果、模擬ガラスを1100度-720時間保持すると、濃度は初期濃度に比べて2倍上昇し、粒子形状は初期状態では大部分が1$$mu$$m以下の針状粒子である酸化ルテニウムは、1から10$$mu$$m程度の粒子へと粒子成長が観察された。粒子成長が粘性に及ぼす影響の有無については、粘性はおもに白金族元素の濃度に依存しており、今回の試験で観られた程度の粒子成長が粘性に及ぼす影響は見いだせなかった。

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