レーザ共鳴イオン化質量分析法を用いた高速炉用FFDLの高度化,3-1; もんじゅ用FFDL条件におけるRIMSのタグガス分析誤差

Upgrade of fast reactor FFDL by means of laser resonance ionization mass spectrometry, 3-1; Measurement accuracy of tag gas isotopic ratio by means of RIMS under conditions for FFDL of Monju

青山 卓史*; 伊藤 主税   ; 有馬 聡宏*

Aoyama, Takafumi*; Ito, Chikara; Arima, Toshihiro*

もんじゅのFFDLであるタギング法は、破損燃料からカバーガスに放出され、数pptの濃度に希釈されたタグガス(Xe, Kr)を質量分析計の前段階で濃縮する。本研究では、検出感度の高いRIMSを用いることによる時間短縮を目指して、もんじゅ用FFDL条件におけるRIMSのKrタグガス分析誤差を評価した。その結果、タグガスの燃焼やFPの生成,タグガスの製造誤差及びカバーガス中のバックグラウンドの変動による影響を考慮しても、RIMSの分析誤差(信頼度68%)でタグガスを識別可能であることを示し、RIMSがもんじゅのFFDLに適用できることを確認した。

no abstracts in English