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Soil organic matter degradability in four Japanese forest soils

国内4地点の森林における土壌有機物の分解性の比較

守屋 耕一; 小嵐 淳   ; 安藤 麻里子  ; 森泉 純*; 山澤 弘実*; 石塚 成宏*

Moriya, Koichi; Koarashi, Jun; Atarashi-Andoh, Mariko; Moriizumi, Jun*; Yamazawa, Hiromi*; Ishizuka, Shigehiro*

土壌有機炭素(SOC)は陸域生態系の中で最大の炭素リザーバーであり、その分解によるCO$$_{2}$$放出は大気中CO$$_{2}$$濃度に大きく影響するため、SOCの分解プロセスを理解することは重要な課題である。本研究では、国内4地点の森林サイトで採取した土壌を実験室内にて異なる温度で培養することで、各土壌からのCO$$_{2}$$放出の温度変化に対する応答を調べた。その結果、SOC分解の温度応答性Q$$_{10}$$値(温度が10$$^{circ}$$C上昇した際のCO$$_{2}$$放出率が何倍になるかという値)が培養の時間経過とともに3から4へ増加した。これは分解される基質の変化に伴ったものと考えられる。また土壌乾燥質量あたりのSOC量や観測サイトの年平均気温の比較から、SOCの分解性と土壌中のSOCの量やその土壌が形成された地点の年平均気温との間に関連性は見いだせなかった。

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