検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

福島第一原子力発電所事故に伴うJAEA大洗の環境放射線モニタリング; モニタリングポストの測定結果

Environmental radiation monitoring in JAEA O-arai after Fukushima Daiichi NPP accident; Measuring results of monitoring post

山田 純也 ; 瀬谷 夏美 ; 羽場 梨沙 ; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司  

Yamada, Junya; Seya, Natsumi; Haba, Risa; Muto, Yasunobu; Shimizu, Takehiko; Takasaki, Koji

福島第一原子力発電所事故の影響により、大洗研究開発センターにおいてもモニタリングポストの線量率が上昇した。本発表では、当センターが保有するモニタリングポストで観測された線量率データの変化について考察する。当センターのモニタリングポストは、2011年3月15日及び21日に放射性プルームに起因する顕著な線量率上昇を観測し、その線量は2000-3000nGy/h程度となった。放射性プルーム通過後の線量率の推移には違いが見られ、3月15日の場合、線量率は500nGy/h以下まで急減したのに対し、21日は緩やかな減少を示した。このことは21日の降雨により、より多くの放射性物質が地表へ降下したことに起因する。線量率のトレンドは、すべてのモニタリングポストで上記の傾向を示した一方、線量率レベルはモニタリングポストの設置場所で大きく異なった。特に高い線量率を示したモニタリングポストは、周辺の樹木に占める松の割合が高い傾向にあった。このことから、松葉に付着した放射性物質からの線量寄与が示唆された。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.