検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

ひずみ時効硬化特性の方位依存性評価

Influence of the pre-strain direction on the strain age-hardening

鈴木 徹也*; 山中 啓輔*; 石野 まゆ子*; 徐 平光   ; 鈴木 裕士  

Suzuki, Tetsuya*; Yamanaka, Keisuke*; Ishino, Mayuko*; Xu, P. G.; Suzuki, Hiroshi

フェライト単相鋼材の予ひずみ方向がその後の時効硬化挙動にどのような影響を与えるか調査した。特に結晶方位による塑性異方性に注目し、予ひずみにより導入される加工の結晶方位依存性、その後の引張り変形における結晶方位群ごとの残留ひずみを中性子回折により測定した。また、EBSPにより変形に伴う組織の変化を時効前後について解析した。結果としては、結晶方位ごとに残留ひずみの値が異なり、200粒に引張りの残留ひずみが存在することが分かる。ひずみが大きくなるほどKernel平均方位差(KAM)値が増加している。時効前の試料は200粒のKAM値の増加率が110粒よりも大きい。ひずみ時効後の試料のKAM値の増加率は、110粒は時効前の試料とほぼ変わらないが、200粒はひずみ4%までは時効前の200粒より大きい。このことは時効硬化後の塑性変形挙動にKAM値に影響を与えるような結晶粒異方性が存在することを意味する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.