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Progress of impurity influx monitor (divertor) for ITER

ITERダイバータ不純物モニター開発の進展

小川 宏明; 岩前 敦; 杉江 達夫; 竹内 正樹; 草間 義紀

Ogawa, Hiroaki; Iwamae, Atsushi; Sugie, Tatsuo; Takeuchi, Masaki; Kusama, Yoshinori

ITERダイバータ不純物モニターはITER計画で日本が調達する計測装置である。微弱なスペクトル線を高時間分解能(1ms)で測定するために新しい光学設計を行った。従来のミラーのみを使用した光学設計では集光光学系のミラーが大きくなるため、高純度フッ化カルシウムと石英製の色消しレンズを組合せたリレー光学系を設計した。その結果、集光光学系のミラーの大きさを変えることなく受光側の開口数を4倍に増大することができ、微弱なスペクトル線の測定の見通しを得た。ITERの光学計測では壁での光の反射が測定に与える影響が懸念されている。そこでダイバータ不純物モニターの測定に最も影響を与えると考えられる実機のダイバータドームやバッフルに使用するタングステン材表面の双方向反射分布の測定と評価を行った。表面には、加工時の切削痕があり、切削方向と垂直に光を入射した場合には反射光は直線状となり、平行に光を入射した場合には反射光は円弧状となった。レーザー顕微鏡で観測したタングステン材の表面形状を用いて光線追跡を行ったところ、上記の測定結果と定性的に一致する反射光の分布を再現できた。今後、照度解析ソフトを用いて、壁の反射が測定に与える影響を詳細に検討する予定である。

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