ITERトロイダル磁場コイル用NbSn超伝導素線の量産と品質管理
Mass production and quality control of NbSn superconducting strands for ITER toroidal field coils
名原 啓博; 布谷 嘉彦; 礒野 高明; 濱田 一弥; 宇野 康弘; 高橋 良和; 中嶋 秀夫; 都竹 星志*; 田川 浩平*; 宮下 克己*; 村上 幸伸*; 宮武 孝之*; 吉川 正敏*
Nabara, Yoshihiro; Nunoya, Yoshihiko; Isono, Takaaki; Hamada, Kazuya; Uno, Yasuhiro; Takahashi, Yoshikazu; Nakajima, Hideo; Tsuzuku, Seiji*; Tagawa, Kohei*; Miyashita, Katsumi*; Murakami, Yukinobu*; Miyatake, Takayuki*; Yoshikawa, Masatoshi*
日本はITER TFコイル用超伝導導体の25%を調達する。この導体に使用するNbSn超伝導素線の全長は約23,000kmにも及び、これまでにない規模の大量生産であるため、品質管理が非常に重要となる。統計的プロセス管理により製作の均一性を逐次チェックすることで量産における素線性能のバラつきを抑え、また原子力機構で素線性能のダブルチェックを実施するなど、厳格な品質管理を行っている。超伝導素線は2008年から2社で製作しており、両社とも素線性能の安定した製作が実現され、また量産を経て製作の歩留まり改善にも成功している。2011年10月の時点で既に日本分担分の約72%を製作しており、今後も引き続き、品質を確保しながら調達を進めて行く。
no abstracts in English
- 登録番号 : AA20110774
- 抄録集掲載番号 : 40000735
- 論文投稿番号 : 10685
[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.