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ITERトロイダル磁場コイルの熱処理試作

Heat treatment trials for ITER toroidal field coils

松井 邦浩; 辺見 努; 小泉 徳潔; 中嶋 秀夫; 木村 諭*; 中本 一成*

Matsui, Kunihiro; Hemmi, Tsutomu; Koizumi, Norikiyo; Nakajima, Hideo; Kimura, Satoshi*; Nakamoto, Kazunari*

ITERのTFコイルには、Nb$$_{3}$$Sn素線を用いたケーブル・イン・コンジット(CIC)導体が使用される。巻線され熱処理されたTF導体は、ITER運転中にTFコイルに加わる巨大な電磁力を支持する構造体であるラジアル・プレート(RP)の溝に挿入される。一方、TF導体のようなCIC導体では、Nb$$_{3}$$Sn素線とジャケットの熱収縮率の違いから熱処理によりその長さが変化する。この導体長さの変化は、TF導体のRP溝への挿入を困難とするとともに、巻線の形状を変化される可能性があるため、これらを事前に把握する必要がある。著者らは、TF導体及びTF導体を用いた1/3規模巻線の熱処理試作を実施した。その結果、熱処理による直状のTF導体の伸び量は0.064%、曲線状のTF導体では0.074%と評価できた。また、熱処理によって1/3規模巻線の形状が変化したものの、これを設計形状へと矯正した場合でも導体の超電導性能にほとんど影響を及ぼさないことを明らかにした。

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