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イオンビーム照射した${it Pseudomonas fluorescens}$FPH9601変異株の諸性質

Characteristics of mutant strains derived from ion-beam-irradiated ${it Pseudomonas fluorescens}$ FPH9601

相野 公孝*; 松浦 克成*; 佐藤 勝也; 鳴海 一成

Aino, Masataka*; Matsuura, Katsunari*; Sato, Katsuya; Narumi, Issei

TIARAのAVFサイクロトロンを用い、$$^{12}$$C$$^{5+}$$(220MeV), 300Gyの線量でFPH9601株にイオンビームを照射して得られた変異株6菌株を選抜した。標準培地を流し込んだシャーレ上で28$$^{circ}$$C, 24時間培養した各菌株を殺菌蒸留水中に懸濁し、菌株特異的プライマーDNAを用いたPCRによる親株との類別、シードリングバイオアッセイチャンバー法を用いたトマト青枯病に対する発病抑制効果、トマト植物体への内生能の検討及びFPH9601株が内生した根の抗菌活性検定を行った。PCR解析の結果、供試した変異株すべてに親株と同じ位置にバンドが確認された。トマト青枯病発病抑制効果が増強した株はNo.8, 9, 15, 50, 54株で、減少した株はNo.96株であった。トマト根内部への定着数は、供試菌株すべてが約10$$^{6}$$CFU/mlとほぼ親株の定着数と同程度であった。各内生根から産生される抗菌活性物質による阻止帯幅は、No.9株が8.7mmと親株の7.0mmを上回ったが、それ以外の菌株では0.8から4.0mmと親株よりも劣る傾向があった。

no abstracts in English

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