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パルスレーザーを用いた固体表面の遠隔加工技術の開発

Remote processing technology of solid surface by pulse laser

米本 幸弘; 西村 昭彦  ; 島田 幸洋; 寺田 隆哉

Yonemoto, Yukihiro; Nishimura, Akihiko; Shimada, Yukihiro; Terada, Takaya

原子力設備の状態検査や安全管理等は原子炉の安全運転のためにも必要不可欠である。特に、耐震保全,放射能等の除染や他にも作業員が立ち入ること(目視観察が不可能)ができない設備の状態観察においては作業員の被ばく量を軽減する等の観点から遠隔による保守保全技術の確立は重要な課題となりつつある。本研究では、原子炉の耐震保全のために開発中のFBGセンサーの原子炉配管技術に関連する技術開発を実施している。具体的には、センサーの取り付けや狭隘空間での遠隔補修作業等を見据えたパルスレーザーの遠隔伝送を可能にする装置の開発を行っており、その概念と実機への応用可能性を報告している。この研究の結果から、酸化膜で覆われたSTPA24表面へのパルスレーザー照射により得られたスペクトル分布の強度は、時間の経過とともに減少し、最終的には全体的になだらかな分布になることがわかり、こうした時間変化に伴うスペクトルの挙動は酸化膜除去の定量的な目安になる。本研究成果は、将来的なFBGセンサー設置だけでなく原子炉の廃炉等を含めたレーザー加工技術開発の一助となると考えられる。

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