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ITER-BA活動における先進中性子増倍材料の研究開発の現状,4; プラズマ焼結ベリライドの予備的酸化特性試験

Status of R&D of advanced neutron multiplier in ITER-BA activity, 4; Preliminary characterization of oxidation property of plasma sintered beryllides

中道 勝; 金 宰煥; 若井 大介; 米原 和男

Nakamichi, Masaru; Kim, Jae-Hwan; Wakai, Daisuke; Yonehara, Kazuo

核融合原型炉のブランケット開発を目的として、高温での安定性に優れたベリリウム金属間化合物(ベリライド)を先進中性子増倍材料とした研究開発を、「幅広いアプローチ」活動を中心として実施している。既存の中性子増倍材料であるベリリウム金属は、高温下においてスウェリングや水蒸気との水素生成反応が問題となっているが、ベリライドはそれらの耐性に優れていることが明らかになっている。本試験では、プラズマ焼結法によるベリライド(Be$$_{12}$$Ti)の酸化特性試験を実施した。試験開始24時間後、金属ベリリウム(Be)は50%の重量増加を示したが、プラズマ焼結Be$$_{12}$$Tiでは、1.7%と低く、重量増加速度も、Beが2.8$$times$$10$$^{-4}$$mg/sに対して、プラズマ焼結Be$$_{12}$$Tiでは、6.6$$times$$10$$^{-6}$$mg/sと低い結果であった。試験後Beの場合、全表面に白色の反応生成物が認められ、これらによる膨張及び一部剥離が認められた。一方、プラズマ焼結Be$$_{12}$$Tiベリライドでは、白色反応生成物が認められたものの、点状に存在し、膨張や剥離も認められなかった。本結果から、プラズマ焼結Be$$_{12}$$Tiは、Beより耐酸化特性に優れていることが明らかになった。

no abstracts in English

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