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溶媒洗浄工程のソルトフリー化で発生する廃液の処理技術開発; 掃気が電解に及ぼす影響の確認

Research and development on treatment of liquid waste from salt-free solvent washing process; Investigation on influence of purge air on the electrolyzation of salt-free reagents

大畠 史一; 大山 孝一 ; 鍛治 直也; 佐野 雄一   

Ohata, Fumikazu; Oyama, Koichi; Kaji, Naoya; Sano, Yuichi

FaCTプロジェクトでは、湿式再処理工程の一つである溶媒洗浄工程について、廃棄物低減化を目的としたソルトフリー化を検討している。ソルトフリー化した溶媒洗浄工程で発生する洗浄廃液は電解槽による処理を予定されているが、掃気の影響により分解速度が低下する可能性がある。そこで、掃気流量をパラメータとした模擬洗浄廃液の定電流電解を行い、掃気が分解速度に及ぼす影響を評価した。試験結果から分解速度は掃気により阻害されることが示唆されたが、掃気流量の増加に伴う分解速度の大幅な低下は認められなかった。このため、電解時間の延長により目標とする99%以上の分解率を達成できる見込みである。また、気相中に移行する分解生成物を評価した結果からは、施設安全上考慮する必要のあるアジ化水素とアンモニアの移行量は十分に低いことを確認した。

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