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処理・処分の対象

Management, storage, disposal of radioactive waste; Subject of management and disposal

高橋 史明  

Takahashi, Fumiaki

平成23年3月に東京電力福島第一原子力発電所で発生した事故により、発電所外の環境中にも放射性物質が放出された。その結果、事故由来の放射性物質に汚染された廃棄物が生じた。例えば、放射性物質が滞留、濃縮により、東日本地域の広範にわたって、下水道の汚泥,焼却施設で一定の放射能濃度レベルを超える廃棄物が生じた。今後の環境修復対策で必要とされる除染作業では、放射性物質を含む土壌, 排水等の除染廃棄物が生じる。放射性物質を含む廃棄物,除染廃棄物については、その処理,処分方法が国により検討され、適宜、ガイドラインが示されてきた。本稿では、今後の事故後の環境修復対策において、適切な廃棄物の取り扱いの参考となるよう、環境省の示す「廃棄物ガイドライン(2011年12月公表)」等を参照し、事故由来の放射性物質に汚染された廃棄物や除染廃棄物の発生機構、その取り扱いについてレビューする。

no abstracts in English

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