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土岐花崗岩体のストロンチウム同位体比初生値の空間分布から推定する花崗岩体の貫入・定置過程及び冷却固化過程

The Spatial distribution of initial $$^{87}$$Sr/$$^{86}$$Sr ratios inside the Toki granite, Central Japan; Implication for the intrusion and cooling process of a granitic pluton

湯口 貴史; 鶴田 忠彦; 國丸 貴紀; 西山 忠男*

Yuguchi, Takashi; Tsuruta, Tadahiko; Kunimaru, Takanori; Nishiyama, Tadao*

日本原子力研究開発機構・東濃地科学センターによる広域地下水流動研究及び超深地層研究所計画によって、土岐花崗岩体を対象に19本のボーリング調査が行われており、岩体の3次元情報が取得されている。本研究では、7本のボーリングコアから採取された14試料に基づき、土岐花崗岩体の全岩Rb-Sr年代と同位体組成の空間分布を明らかにした。土岐花崗岩体の全岩Rb-Sr年代は71.04$$pm$$1.44Maとの結果を得た。この年代は土岐花崗岩体が貫入・定置した時代を示すものであり、既存のShibata and Ishihara(1979)の年代と整合的な結果となった。この年代値に基づき算出した土岐花崗岩体のストロンチウム同位体比初生値は0.708507から0.709409までの幅(岩体内での不均質性)を持つ。ストロンチウム同位体比初生値の不均質性と花崗岩体内の化学組成分布との比較検討の結果、土岐花崗岩体は貫入・定置の際に、地殻の混成作用並びに分別結晶作用が複合的に生じて形成されたことを明らかにした。またサブソリダス組織(ミルメカイトの発達幅)と熱年代学(黒雲母K-Ar年代とジルコンのFt年代)に基づき推定した土岐花崗岩体の冷却過程(Yuguchi et al., 2011a and b)と本研究の同位体比初生値の不均質性との検討は、地殻の混成作用の影響を大きく受けた場所から冷却されたという冷却固化過程を示す。

no abstracts in English

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