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JT-60SA真空容器の実機製作

Manufacturing of vacuum vessel for JT-60SA

浅野 史朗*; 奥山 利久*; 持田 務*; 菊地 淳史*; 小田島 渉*; 江尻 満*; 水牧 祥一*; 芝間 祐介; 正木 圭; 逆井 章

Asano, Shiro*; Okuyama, Toshihisa*; Mochida, Tsutomu*; Kikuchi, Atsushi*; Odashima, Wataru*; Ejiri, Mitsuru*; Mizumaki, Shoichi*; Shibama, Yusuke; Masaki, Kei; Sakasai, Akira

JT-60SA真空容器(高さ6.6m、外径9.95m、重量約150トン)の実機製作を2009年11月より開始している。2012年3月末の段階で40度セクター3体の製作を終えている。本講演では実機製作の現状について紹介する。真空容器は、ポロイダルリブを有する内外二重壁構造で、ポートと接続される部分には二重壁を貫通する形で管台と呼ばれる座を溶接する。輸送制限のため、工場では各セクターをインボード(IB)とアウトボード(OB)に分割して製作して出荷し、原子力機構那珂核融合研究所内の真空容器組立棟で溶接接続して完成させる。製作単位はIB, OBとも20度分の上半分、及び下半分である。製造上の課題は溶接変形の抑制及びその矯正であり、(1)溶接入熱の低減と均等化、(2)溶接パスシーケンスの最適化、(3)治具による拘束、(4)製作単位でのプレス矯正を併用し、セクターポロイダル断面の内壁各測定点における平均誤差をIB側で1mm以下、OB側で2mm以下に抑えることに成功している。2012年度中に40度セクター6体目までの製作を完了し、予定通り2013年度中にセクター全数の製作を終えられる見通しである。

no abstracts in English

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