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アルファ粒子を利用した低ドープn型4H-SiC中の欠陥準位の検出

Detection of deep levels in low-doped n-type 4H-SiC by using alpha particles

岩本 直也; Johnson, B. C.; 大島 武; 星乃 紀博*; 土田 秀一*

Iwamoto, Naoya; Johnson, B. C.; Oshima, Takeshi; Hoshino, Norihiro*; Tsuchida, Hidekazu*

半導体のバンドギャップ中に存在する欠陥準位を評価し制御することは、半導体デバイスの開発において必要不可欠である。ところが、従来の欠陥評価手法では、低ドープの半導体中の欠陥準位を検出することが難しいという欠点がある。本研究では、アルファ粒子を用いることでこの問題を解決し、低ドープ半導体中の欠陥準位の検出を試みた。試料は、次世代のパワーデバイスの材料として期待されているn型4H-SiCである。ドーピング濃度は10$$^{14}$$cm$$^{-3}$$以下であり、従来の評価手法では欠陥を検出することが非常に難しい。このSiC上にダイオードを作製し、一部のダイオードには意図的に欠陥準位を導入するために電子線照射と熱処理を行った。これらのダイオードに逆バイアス電圧を印加した状態で5.5MeVのアルファ粒子を入射させ、電荷収集特性を測定した。試料の温度を変化させながら測定した電荷収集特性に対して、Rate Window解析を行ったところ、電子線照射と熱処理を行ったダイオードには、約0.5eVの活性化エネルギーを有する欠陥準位が検出された。

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