検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い放出された放射性物質の土壌中深度方向の分布状況に関する調査研究(その2),3; 土壌特性評価とCs及びIの収着・脱着試験

2nd investigation and research on depth distribution in soil of radionuclides released by accident of Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Station, TEPCO, 3; Soil characterization and sorption-desorption experiments of Cs and I

田中 真悟; 佐藤 治夫; 大熊 成地*; 渡辺 直子*; 小崎 完*; 佐藤 正知*; 阿部 寛信 ; 新里 忠史  ; 青木 和弘 

Tanaka, Shingo; Sato, Haruo; Okuma, Seichi*; Watanabe, Naoko*; Kozaki, Tamotsu*; Sato, Seichi*; Abe, Hironobu; Niizato, Tadafumi; Aoki, Kazuhiro

東京電力福島第一原子力発電所の事故により環境中へ放出された放射性物質の土壌中深度方向の分布状態等について、事故発生から約3か月後に行った1次調査に引き続き、同地点にて、約1年後の2012年2月下旬から3月上旬に掛けて2回目の調査(2次調査)を実施した。収着分配係数(Kd)は、長期的な核種移行予測の際に重要なパラメータの1つである。1次調査において、採取した土壌に対してバッチ法により取得したCsのKdは、1,000(ml/g)以上であり、IのKdは0.4から150(ml/g)の範囲内であった。得られたKdは土壌ごとにばらつきが見られ、Iについては土壌の色と関連があり有機物(腐植)の影響が示唆された。一方でCsのKdについて議論するためには、実験条件の最適化や鉱物分析などの土壌特性評価が必要であり、さらにCsの長期的移行を考える際には、収着の可逆性が重要であることが指摘された。そこで本報では、採取した土壌に対して水簸分級を行い、分級前後の試料において、XRDによる鉱物分析、CEC及びAECの測定、並びにCs及びIの収着・脱着試験を行った結果について報告する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.