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イオンビーム照射による黄色系秋輪ギク「山陽黄金」の特性改良

Improvement of characteristics in yellow autumn chrysanthemum "Sanyo-ohgon" by ion beam irradiation

田之頭 優樹*; 長谷 健*; 永吉 実孝*; 野澤 樹; 長谷 純宏; 鳴海 一成

Tanogashira, Yuki*; Nagatani, Takeshi*; Nagayoshi, Sanetaka*; Nozawa, Shigeki; Hase, Yoshihiro; Narumi, Issei

黄色系秋輪ギクの鹿児島県の主力品種「山陽黄金」は、側枝発生数が多く摘芽、摘蕾作業に労力を要する点や、花がやや小さいなどの欠点があるため、「神馬」と同様の手法でイオンビーム育種による特性改良に取り組んだ。供試品種には、「山陽黄金」の無菌植物を用い、定芽誘導培地に葉片を置床後、イオンビームを照射した。不定芽経由で再生した個体をバーミキュライト培地で順化後、ほ場で育苗した穂を用いて11月開花試験を行い、花のボリューム改善や生育特性等について調査した。また選抜された優良系統は、11月,3月開花の作型で系統選抜試験を行い、選抜特性の保持状況を調査した。その結果、2系統を選抜し、現在、系統適応性検定試験及び現地試験を行っている。以上のことから、「山陽黄金」のイオンビーム照射による変異誘発について、低線量照射によって不良変異を伴わずに花のボリューム改善、無側枝性の特性改良ができた。

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