たんぽぽ計画; [有機物・微生物の宇宙曝露と宇宙塵・微生物の捕集]における微生物宇宙生存可能性の検討
Tanpopo project; Survival of microbes in outer space
横堀 伸一*; 河口 優子*; Yang, Y.*; 川尻 成俊*; 白石 啓祐*; 清水 康之*; 高橋 勇太*; 杉野 朋弘*; 鳴海 一成; 佐藤 勝也; 吉田 聡*; 中川 和道*; 谷川 能章*; 富田 香織*; 林 宣宏*; 今井 栄一*; 奥平 恭子*; 河合 秀幸*; 小林 憲正*; 田端 誠*; 東出 真澄*; 三田 肇*; 薮田 ひかる*; 橋本 博文*; 矢野 創*; 山岸 明彦*
Yokobori, Shinichi*; Kawaguchi, Yuko*; Yang, Y.*; Kawashiri, Narutoshi*; Shiraishi, Keisuke*; Shimizu, Yasuyuki*; Takahashi, Yuta*; Sugino, Tomohiro*; Narumi, Issei; Sato, Katsuya; Yoshida, Satoshi*; Nakagawa, Kazumichi*; Tanigawa, Yoshiaki*; Tomita, Kaori*; Hayashi, Nobuhiro*; Imai, Eiichi*; Okudaira, Kyoko*; Kawai, Hideyuki*; Kobayashi, Kensei*; Tabata, Makoto*; Higashide, Masumi*; Mita, Hajime*; Yabuta, Hikaru*; Hashimoto, Hirofumi*; Yano, Hajime*; Yamagishi, Akihiko*
熱圏を周回するInternational Space Station (ISS)を利用し、極限環境における微生物存在の検証実験を行うことを計画している。超低密度エアロゲルを長期間曝露し、惑星間塵や宇宙デブリを含む微粒子を捕集する。捕集された微粒子とそれが形成する衝突痕に対して、微生物又は微生物関連生体高分子の検出を試み、ISS軌道での地球由来微生物の存在密度の上限を推定する。また、微生物を宇宙曝露することにより、微生物の宇宙環境での生存可能性と生存に影響を与える環境因子について推定を行う。宇宙曝露実験に用いる微生物として、現在、(R1株とDNA修復系変異株), TR0125, ST0316, sp. HK-01, JY3を検討している。実際の運用では、同装置は汎用曝露装置に固定され、きぼう与圧部エアロックからロボットアームによって同曝露部に設置され、一定時間曝露された後に再度同ルートで回収、有人帰還船に搭載して地球に帰還する予定である。
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