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ITER ECランチャーモックアップの高周波伝送実験

Millimeter wave transmission experiment of ITER EC launcher mock-up

高橋 幸司; 梶原 健; 小田 靖久; 福成 雅史*; 池田 幸治; 大島 克己; 坪田 直明; 坂本 慶司

Takahashi, Koji; Kajiwara, Ken; Oda, Yasuhisa; Fukunari, Masafumi*; Ikeda, Yukiharu; Oshima, Katsumi; Tsubota, Naoaki; Sakamoto, Keishi

ITER水平ポートECランチャーの基本仕様は、(1)トータル20MW入射、(2)順逆両方向のトロイダル入射角可変(13.4MWを20$$^{circ}$$$$sim$$40$$^{circ}$$、6.6MWを-40$$^{circ}$$$$sim$$-20$$^{circ}$$)であり、また、将来予定のパワーアップグレードを考慮した1伝送ラインあたり1.8MWのパワー伝送(順方向に26.8MW、逆方向に13.2MWを入射)が要求される。このほかに、プラズマ輻射,高周波ロス,核発熱などによる機器の発熱やプラズマディスラプション時に誘起される電磁力に対する健全性、DT運転時の中性子に対する遮蔽性も必要である。さらに、真空容器ポートや1次冷却系,遠隔保守機器との取り合いも考慮し、それらとの整合性も念頭に設計と機器開発を進めている。水平ポートECランチャーはEC H&CDシステムの伝送系と取り合い、ランチャー伝送系の導波管は、真空・トリチウム境界である圧力閉板を貫通する。導波管前方にはフォーカスミラーを設置し、その対面に可動ミラーを設置する。そして、その可動ミラーを回転させることによりトロイダル方向に高周波パワー入射角度を変更する。中性子遮蔽性能を上げるためにフォーカスミラーの位置を20cm導波管出口側にずらし、その空いた空間に遮蔽体を設置できるようにしている。これらの設計に基づいたECランチャーモックアップ(1/3ユニット分)を製作し(図1)、大電力高周波伝送実験を開始した。ランチャー前方に高周波吸収体によるスクリーンを設置して測定した放射分布を示す。上から順に、20$$^{circ}$$, 30$$^{circ}$$, 40$$^{circ}$$である。ほぼ設定通りに放射されることが確認できた。サイドロブが観測されたが、可動ミラー上でも同様に観測されており、ほとんど散乱されずにランチャー外部に放射されることがわかった。

no abstracts in English

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