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難燃性廃棄物焼却設備の実証試験,3

Demonstrated operation of chlorine contained waste incinerator, 3

牧 翔太

Maki, Shota

原子力機構では、難燃性廃棄物焼却設備においてプルトニウム燃料施設から発生する塩化ビニルやネオプレン製グローブ等の塩素を含有する放射性の難燃性廃棄物を焼却処理により減容・安定化するため、水冷ジャケット式の焼却設備を設計・製作し、現在、実廃棄物を用いたホット試験を実施している。本設備のうち、廃ガス処理系統は$$alpha$$核種を包蔵するために気密構造としており、構造上消耗品類の交換及び調整等には煩雑な作業が必要となり、設備の稼働率を向上させるためには、こうした消耗品類の長期的運用を考慮する必要がある。特に、廃ガスに含まれる未燃分を含んだ飛散灰や揮発性塩化物を捕集するための耐熱性セラミックフィルタ(以下、「C.F.」という)の長期的運用を可能とする技術開発は、本技術の実用化にあたり極めて重要である。本件では、焼却実証試験において、フィルタエレメントの定期的な逆洗操作・プリコート材被膜によってホット環境下で長期使用が可能であることを確認するとともに、分析結果より捕集物質の化学組成を同定した。これにより、C.F.の長期的運用を図る技術の知見を得ることができた。

no abstracts in English

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