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海水を含む汚染水のフェロシアン化カリウム添加による遷移金属及びCsの除染,2; フェロシアン化物イオン濃度の影響

Decontamination of transition metals and Cs from the contaminated water containing seawater by adding potassium hexacyanoferrate(II), 2; Influence of concentration of hexacyanoferrate(II) ion

高畠 容子  ; 駒 義和  ; 中島 靖雄  

Takahatake, Yoko; Koma, Yoshikazu; Nakajima, Yasuo

事故により福島第一原子力発電所で生じ、保管されている放射性の汚染水の遷移金属とCsの同時除染を検討する。フェロシアン化物イオンは遷移金属と反応し、不溶性の塩となり、Csを吸着する。そのため、汚染水にフェロシアン化物イオンを添加し、生成した不溶性フェロシアン化物を取り除くことで遷移金属とCsを除染することが可能となる。2012年秋の大会では放射性の模擬汚染水に対して遷移金属とCsの同時除染について、Cs, Mn, Coの除染は可能であったが、MnよりCoがより除染されやすいとの結果を報告した。本発表では遷移金属種によるフェロシアン化カリウムの除染効果を検討するため、模擬液にフェロシアン化カリウムを濃度を変えて添加し、各金属の除去率を算出した。他に同様に模擬液に濃度を変えてCsを添加した試験を行い、生成したフェロシアン化金属によるCs除染効果を確認した。これらの検討により、フェロシアン化物イオンの最適な添加量を溶液の組成から求めることが可能となった。

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