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遠隔観察・分光技術を用いた炉内検査技術の開発,1; 水中観察とレーザー分光が可能な新型光ファイバプローブ

Development of an in-vessel inspection technology using remote imaging and spectroscopy, 1; New probing device using optical fiber for underwater observation

伊藤 主税   ; 西村 昭彦  ; 大場 弘則  ; 若井田 育夫  ; 内藤 裕之; 杉山 僚; 茶谷 恵治

Ito, Chikara; Nishimura, Akihiko; Oba, Hironori; Wakaida, Ikuo; Naito, Hiroyuki; Sugiyama, Akira; Chiyatani, Keiji

福島第一原子力発電所の燃料デブリの位置や状況を把握を目的として、水中観察とレーザー分光が可能な新型光ファイバプローブの概念を構築した。ファイバスコープ技術とレーザー誘起ブレークダウン分光を用いた遠隔・水中分光技術を組合せ、格納容器内のグレーチングを通過できるようプローブ先端を外径19mm以下に小型化する。センサ先端から1m先の空間分解能1mm、パルスレーザー照射による組成の概略評価ができることを目標とし、防水プローブを試作して、水中観察・分光予備試験によりその成立性を確認した。光ファイバの耐放射線性については、純粋石英コア光ファイバにヒドロキシ基を含有させることにより光ファイバの構造欠陥を修復して放射線による透明度低下を抑制する技術を導入して光ファイバを試作し、10$$^{6}$$Gyまでの$$gamma$$線照射試験を実施している。また、特有の吸収ピークがほとんどなく、放射線による損失増加がほとんど見られない800nm付近の近赤外域も利用する。今後は、本技術を用いた炉内検査システムを試作し、燃料デブリの探索が可能な遠隔観察・分析技術を開発する。

no abstracts in English

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