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福島県における放射性核種の環境中移動調査・研究,3; ダム・ため池

Long-term assessment of transport of radioactive contaminant in the environment of Fukushima, 3; Reservoir investigations

舟木 泰智 ; 萩原 大樹  ; 鶴田 忠彦  

Funaki, Hironori; Hagiwara, Hiroki; Tsuruta, Tadahiko

福島第一原子力発電所の事故により環境中に放出された放射性セシウムの大部分は比較的表層の土壌に沈着している。除染を実施していない山間部の放射性セシウムを吸着した土壌は、今後、長期にわたり森林や河川内を継続的に移動し、ダムや湖沼等に堆積するとともに、一部は下流域へ流出するものと考えられる。放射性物質に汚染された地域の環境修復にあたっては、上記のような侵食・移動・堆積に関する一連の情報を把握し、この結果に基づき将来的な被ばく線量を予測するとともに、必要に応じて被ばく線量を低減するための対策を施すことが重要である。日本原子力研究開発機構は、福島県双葉郡川内村の居住制限区域に指定された地域に位置する荻ダムの集水域(約4.2km$$^{2}$$)を対象に、放射性セシウムの環境中での動態を解明するための一連の調査研究を2012年秋から開始した。演者らは、このうち荻ダム内における動態に関して報告する。

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