幌延URLにおける人工バリアの性能確認試験,6; 堆積岩の掘削ズリを用いた埋め戻し材による坑道埋め戻しの基本的考え方

The In-situ experiment for performance confirmation of engineered barrier system at Horonobe Underground Research Laboratory, 6; Concept of the tunnel backfill by backfill material using rock spoil from URL construction

中山 雅 ; 澤田 純之; 棚井 憲治 ; 杉田 裕 ; 松崎 達二; 城 まゆみ*

Nakayama, Masashi; Sawada, Sumiyuki; Tanai, Kenji; Sugita, Yutaka; Matsuzaki, Tatsuji; Jo, Mayumi*

幌延URLの深度350m調査坑道で実施する、人工バリア性能確認試験では、実物大の模擬人工バリアを設置し坑道の埋め戻しまでを行う計画であり、埋め戻し材にはベントナイトと現地から発生する掘削ズリを混合した材料を使用する。坑道の埋め戻しには転圧締め固め及び埋め戻し材ブロックを併用する計画としている。本報では、前報までの結果を受けて、人工バリア性能確認試験で実施する埋め戻しの概要について報告するとともに、実際の処分場での坑道の埋め戻しの基本的考え方について整理した結果について報告する。

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