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リスク情報を活用した意思決定における低頻度高影響度事象の評価手法; 事故時の燃料挙動に関する研究課題検討への利用

Evaluation method for low frequency-high consequence events in risk-informed decision making; Application to consideration of research issues regarding fuel behavior under accident conditions

成川 隆文 ; 杉山 智之 ; 天谷 政樹  

Narukawa, Takafumi; Sugiyama, Tomoyuki; Amaya, Masaki

原子力安全規制にかかわるリスク情報活用においては、低頻度高影響度事象 に対処し、原子炉施設のリスクを抑制するために、深層防護思想とPRA(確率論的リスク評価)に代表されるリスク評価手法をいかに融合させるかが課題となっている。そこで本研究では、特にリスク情報の活用が進む安全確保活動の変更におけるリスク情報を活用した意思決定において、PRAを深層防護の有効性を測る尺度として用いて、リスクの観点から深層防護の有効性を評価する指標を提案するとともに、この指標の有用性に基づく知見から事故時の燃料挙動に関する研究課題を検討した。その結果、提案指標により深層防護の各防護層においてリスク寄与因子を評価することが可能となり、本指標が低頻度高影響度事象を評価するうえで有効であることが確認された。また、本指標の有用性に基づく知見から、設計基準事故を超えた後、燃料が実際に破損、溶融に至るまでの限界値を知ることで、リスク評価を精緻化することが重要であるとの結論を得た。

no abstracts in English

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