検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

放射線管理の現場における適切なサーベイ速度の調査

Investigation of an appropriate scanning speed for finding contamination at radiation workplace

加藤 祥成; 薄井 利英 ; 五味渕 優

Kato, Yoshinari; Usui, Toshihide; Gomibuchi, Masaru

表面密度について、$$alpha$$汚染に対し0.04[Bq/cm$$^{2}$$]、$$beta$$汚染に対して0.4[Bq/cm$$^{2}$$]を管理基準値とする現場において、管理基準基準値近くの広範囲な面状の汚染を特定することは比較的容易であるが、スポット汚染の検出は非常に困難である。表面密度管理において、市販のサーベイメータを用いた直接測定法による管理方法では、測定時におけるサーベイメータの移動速度がスポット汚染の検出に大きく影響するため、実際にスポット状の汚染試料と汚染試料を等速で移動させる装置を用い、$$alpha$$汚染および$$beta$$汚染に対するサーベイメータによる適切なサーベイ速度を実験的に調査した。調査の結果、管理基準値をわずかに超えるレベルのスポット状汚染のサーベイ時において、汚染を見逃すことなく検出限界値以上の計数率を得るためには、$$alpha$$汚染について0.4[cm/sec]以下、$$beta$$汚染について0.8[cm/sec]以下でのサーベイ速度が望ましいことが確認できた。また、汚染を見逃す確率とサーベイ速度との相関を調査した結果、実際の現場においては、ビープ音の間隔から表面汚染を判断することで、より短時間で効率的なサーベイが行えることを確認した。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.