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イオンビーム照射による白系秋輪ギク「新神」の段階的な特性改良

Step-wise improvement of white chrysanthemum "Araddin" by ion beam irradiation

田之頭 優樹*; 遠嶋 太志*; 永吉 実孝*; 長谷 純宏; 鳴海 一成*

Tanogashira, Yuki*; Tojima, Futoshi*; Nagayoshi, Sanetaka*; Hase, Yoshihiro; Narumi, Issey*

白系秋輪ギクの主力品種「神馬」を材料として、イオンビーム照射によるワンポイント改良によって無側枝性、低温開花性、切り花のボリュームを併せ持つ品種の育成を進めている。現在までに無側枝性で茎葉や花のボリュームの優れる「新神」を育成し、さらに「新神」へのイオンビーム再照射によって低温開花性を併せ持つ「C09-i-3」等の新系統を育成した。しかしながらこれらの系統は無側枝性が「新神」より更に強く、高温期での母株栽培による挿し穂の確保が困難であり、自家増殖が可能である「新神」並の無側枝程度に回復させる必要がある。これまでの知見から、DNA量と生育特性が減少していない変異体を照射材料とすることや、再照射線量は不定芽再生率等から推定する照射線量より低線量とすることで不良変異を伴わずに複数の特性を段階的に改良できることが示されている。そこで、「新神」の再改良により作出した低温開花性系統へのイオンビーム再々照射を行い、母株採穂性が「新神」並に回復した個体の作出を図った。

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