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水素原子の輻射輸送を考慮した水素原子・分子中性粒子輸送コードの構築

Construction of neutral particle transport code of hydrogen species by considering the radiation trapping of atomic hydrogen

出井 諒*; 澤田 圭司*; 星野 一生; 朝倉 伸幸

Idei, Ryo*; Sawada, Keiji*; Hoshino, Kazuo; Asakura, Nobuyuki

核融合プラズマにおいて水素原子ライマン系列発光線の輻射輸送は、それを考慮しない場合に比べ電離を増大させるなど、粒子・エネルギーバランスに影響を及ぼす可能性がある。輻射輸送の計算では、光の放射・吸収によりプラズマ中の各場所の原子がお互いに影響を及ぼし合うため、プラズマ全体を同時に扱うことが必要になる。我々は、$$T_e$$, $$n_e$$, $$n_H$$(水素原子密度)、$$T_H$$(水素原子温度)空間分布が与えられた系に対して、輻射輸送の効果を収束計算で求める手法を開発している。本研究ではこれを原型炉SlimCSの内側ダイバータで考えられている完全非接触プラズマに適用した。ダイバータコードSONICの計算結果($$T_e$$, $$n_e$$, $$n_H$$, $$T_H$$:輻射輸送は考慮されていない)を用いて、輻射輸送の影響を調べた。その結果、輻射輸送を考慮すると、再結合プラズマ状態とされていた場所のなかで電離プラズマが現れることがわかった。

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