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遠隔観察・分光技術を用いた炉内検査技術の開発,3-4; シンチレータと光ファイバを用いた放射線計測

Development of in-vessel inspection technology using remote imaging and spectroscopy, 3-4; Radiation measurement using optical fiber and scintillator

伊藤 敬輔; 石川 高史 ; 内藤 裕之; 伊藤 主税   

Ito, Keisuke; Ishikawa, Takashi; Naito, Hiroyuki; Ito, Chikara

福島第一原子力発電所の格納容器内・圧力容器内の$$gamma$$線量率を遠隔で計測するため、シンチレータと光ファイバを利用した計測システムを開発している。本システムでは、光ファイバの先端にシンチレータを取付け、光ファイバでシンチレーション光を伝送して光の強度を計測する。光ファイバにはコアにフッ素を添加して耐放射線性を向上させた高純度石英光ファイバを用いる。光ファイバを放射線環境下で使用するとチェレンコフ光を発するため、シンチレータには光ファイバの発光と弁別可能な光を発するルビーシンチレータを用いる。シンチレーション光を光ファイバの発光と分離できることを確認するため、計測システムを試作して$$^{60}$$Co$$gamma$$線源を用いて照射試験を行い、分光器を用いて光波長スペクトルを測定した結果、バックグランド信号として300nmから500nmに光ファイバの発光と思われる出力が見られたが、693nm及び714nmに観察されたシンチレーション光のピークに比べて十分低いことから、ルビーシンチレータの発光を光ファイバの発光と分離して検出できることを確認した。

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